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刑法

【刑法10】振り込め詐欺と誤振り込み

今回は、事例から刑法を考える 事例20を素材に、振り込め詐欺と誤振り込みの問題について考えてみようと思います。参考判例は、振り込め詐欺について東京高判H17・12・15で、誤振り込みについては最決H15・3・12です。 まず、本問ではXについての振り込め詐…

【刑法9】不正なパチスロ遊戯とメダル窃取の限界

今回は、事例から刑法を考える 事例19を素材に、不正なパチスロ遊戯とメダル窃取の限界について考えてみようと思います。参考判例は、最決H19・4・13と最決H21・6・29になります。 今回のテーマはパチスロ遊戯とメダル窃取という限定的なものですが、そもそ…

【刑法8】クレジットカードの不正使用

今回は、事例から刑法を考える 事例18を素材に、クレジットカードの不正使用と詐欺罪について考えてみようと思います。参考判例は最判H16・2・9です。 まず、本事例については、いつもの通り細かい論点を含んだ事実が多く散りばめられており、これを見逃さず…

【刑法7】被害者への盗品売却援助と盗品関与罪

今回は、事例から刑法を考える 事例17を素材に、被害者への盗品売却援助と盗品関与罪について考えみようと思います。素材判例は、最決H14・7・1です。 盗品関与罪は、財産犯のうち、領得罪(窃盗罪、強盗罪、詐欺罪、恐喝罪、横領罪)により領得された物を、…

平成28年司法試験短答科目雑感

今回は、平成28年司法試験の短答科目についての雑感をまとめておきたいと思います。 問題はそれぞれ憲法20問・民法36問・刑法20問で配点は50点・75点・50点の合計175点満点、それぞれ40%以下の場合には足切り、合格点は合計114点となっています。 今回は…

【刑法5】監禁罪の保護法益、因果関係における被害者の行為の介入

今回は、事例で考える刑法15を検討していきます。参考判例は、最決S33・3・19、最決H15・7・16および最決S45・7・28である。 今回の事例はシンプルであるが、的確に論点を指摘し、判例および学説に沿って妥当な判断を導くための検討が必要になる。 事例とし…

【刑法4】原因において自由な行為

今回は、事例から刑法を考える 事例14です。 事案は、Xが飲酒後に妻Aを暴行し傷害を負わせ、その後Xが自己に覚せい剤を注射し、急性中毒症状を引き起こした。この隙に逃げようとしたAが鉢合わせた配達業者Yと会話をしているところ、Xが妄想を抱き、出刃包丁…

【刑法3】平成28年司法試験刑事系1問目

今回は平成28年司法試験刑事系1問目を検討していきたいと思います。やはり実際の試験問題を見ると不安になるけど、「2時間で書けるレベルのみ求められている」と自分の心に言い聞かせて、ある意味割り切っていかないといけないと思った。問題の概要まず、問…

【刑法2】トランクへの閉じ込めと後続車追突による死亡との因果関係

本日は事例から考える刑法 事例13です刑法の問題で1人が数罪に関わるような場合に、必ず1つは見落としてしまうのは自分の未熟な点であるこれが致命的な見落としにならないように気をつけたいところである事例の詳細は省略するが、今回の事例で言えば強要未遂…

【刑法1】名誉毀損罪の問題

本日の間題は『事例から考える刑法』事例12です。事例は大まかに言って甲社のAからセクハラを受けてたXが、Aが乙県庁との談合の疑いがあるのを聞いて、過激な表現をする週刊誌の記者Yに派手に記事にするよう依頼、Yは調査の上で公表。Zはこの記事をブログに…