読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【商法9】会計帳簿の閲覧請求、株主名簿の閲覧請求

今回は、事例で考える会社法 事例16を素材に、会計帳簿の閲覧請求と株主名簿の閲覧請求について考えてみようと思います。 今回の問題はそこまで複雑な論点を含むものではないため、平成26年改正のあった部分を含めた条文を確認していきましょう。 会計帳簿の…

【商法8】違法な現物配当と株主の責任

今回は、事例から考える会社法 事例15を素材に違法な現物配当と株主の責任について考えてみようと思います。素材となった判例は不明ですが、百選掲載の裁判例として大阪地判H15・3・5が該当箇所のものです。 今回は、基本的には条文解釈が中心となる問題であ…

【商法7】買収防衛策としての新株予約権無償割当

今回は、事例で考える会社法 事例14を素材に、買収防衛策としての新株予約権無償割当の問題について考えてみようと思います。参考判例は、ブルドックソース事件(最判h19・8・7)とニッポン放送事件(東京高決H17・3・23)です。 今回の事例では、前半部分で…

【商法5】利益供与、委任状勧誘

今回は、事例で考える会社法 事例18を素材に会社からの利益供与の問題と委任状勧誘について考えていきたいと思います。 会社法120条の利益供与禁止の規定は、総会屋と呼ばれる者たちへの対策として導入されたものであることは周知のことであろう。もっとも、…

【商法4】株式の準共有と権利行使

今回は、法学教室2016年5月号 演習商法について考えていきたいと思います。素材判例は最判H27・2・19です。 事例としては、 非公開会社である甲会社の株式は取締役であるAが全株所有していたが、Aが死亡したことでB、C、Dの準共有となった(B、Cは甲会社の従…

【商法3】平成28年司法試験民事系2問目

今回は、平成28年司法試験民事系2問目を検討していきます。 今回は、設問3つに関連する事実が付いています。まず設問1は、AおよびBが代表取締役を務める甲会社における内紛について、Bは、Aが海外出張中であることを利用しA以外の取締役に対し臨時取締役会を…

【商法2】株式の併合と少数株主の締め出しと平成26年改正

今回かんがえるのは、法学教室2016年6月号演習 商法です。事案としては、甲株式会社の経営難のため、乙社が第三者割当増資により筆頭株主になり、その後甲社の代表取締役を退任させ、乙社の代表取締役を甲社の代表取締役として、甲社の株式を2000株を1株とす…

【商法1】退職慰労金の一方的な打ち切り

本日の問題は、TKC論文演習セミナー商法の1 退職慰労金の一方的な打ち切りについてです事案はタイトルにあるように、Y株式会社の取締役であったXが退任する際に退職慰労金について内規に従い支給することを決定されたが、その後の経営悪化に伴い右内規を廃止…